TeamViewerを入れてみました

リモートコントロール・ミーティング・プレゼンテーション等 各種アプリケーションを1つに統合した費用対効果の高いソリューションとの振れ込みの TeamViewer、非商用の場合無償とのことでインストールしてみました。商用の場合はライセンス

インストールしたのは

  • Server的立場 Dell D630 CentOS6.5
  • Client その1  Dell E5510 Windows7
  • Client その2  Xperia Z2 tablet (七夕の日 うちにやってきたAndroid君)

の3台です。

インストール 


  1. Windows7
    TeamViewerのPageで 『今すぐダウンロード』のボタンをクリックし、インストーラ(TeamViewer_Setup_ja.exe)をダウンロードします。[2014/7/8現在Ver9.0.29947.0]
    TeamViewer_Setup_ja.exeをダブルクリックするとインストールが始まり、無事インストール終了。このとき自分はクライアントタイプを選択しました。
    プログラムを起動すると下のメインウィンドウが表示されます。使用中のID : 自端末のTeamViewerID
    パスワード  : 他端末から接続する際のパスワード なお このパスワードはワンタイムパスワードになっていて、プログラム起動の都度変化します。
    個人的なパスワード : クライアントからの接続要求を、無人で待ち受ける場合入力します。
    パートナーID : 接続要求する 他端末のTeamViewerID
    詳しい説明は TeamViewerユーザーマニュアルを参照してください。
  2. CentOS6.5
    TeamViewerのPageで 『ペンギンマーク』をクリックし、Linux用インストーラのページに遷移します。
    「RedHat, CentOS, Fedora, SUSE」 用のインストーラ (RPM形式)をダウンロードし、インストールします。[2014/7/8現在Ver9.0.27891]
    このインストーラーは Client・Serverの両方の機能を持つフルバージョンです。
    インストールが終わると 自動的にサービスとして登録されます。右上のTeamViewerのアイコンを右クリックして 「Show TeamViewer」 をクリックすると 下に示すメインウィンドウが表示されます。Windows版と違い画面が日本語ではなく 英語表示のままになっています。
    また 「Your ID」「Password」欄は Windows版では自動的に表示されましたが、空欄です。この状態ではクライアントからの接続はできません。なお上の画面は 後述するサインアップを行い 「Your ID」「Password」欄が表示された状態の画像を加工しています。

    サインアップ処理
    「Computer & Contact」 ウィンドウを開きます。
    サインアップリンクをクリックし サインアップ用プロフィール画面で必要項目を入力しサインアップを行います。サインアップを行うと 上のメインウィンドウに 「Your ID」「Password」が表示され 接続を受け付けられる状態になります。
    注)アカウントが有効になるのはアカウント作成時入力したメールアドレスに送信されたバリデーションメールに記載されたURLを開いた時点です。
  3. Android
    Playストアーで「TeamViewerでリモートコントロールを検索し」インストール。 インストールでは特に気をつけることはありません。アカウント登録処理
    プログラムを 起動し 自端末のアカウントを登録します。注)アカウントが有効になるのはアカウント作成時入力したメールアドレスに送信されたバリデーションメールに記載されたURLを開いた時点です。

接続テスト 


CentOSをサーバーにして、各クライアントから接続 してみました。

  1. Windowsから接続
    メイン画面の 「パートナーID」欄にCentOSの TeamViewerIDを入力して 「パートナーに接続」ボタンをクリックします。
    パスワードの入力が求められるので CentOS側のメインウィンドウに表示された ワンタイムパスワード または 「Personal Password」に入力した待ち受け用パスワードを入力します。
    パスワードを入力すると CentOSのデスクトップ画面が表示され制御可能になります。
    この状態でリモート制御・ファイル転送 が可能です。クライアントからの入力処理を可能にするには
    サーバー(CentOS)の 「Computer & Contact」 ウィンドウでサインインし、クライアントを追加します。
    「Computer & Contact」 ウィンドウでクライアントを選択し 右クリック ⇒
    歯車をクリック ⇒ Properties をクリック ⇒ Propertiesのダイアグラムでリモート入力可能属性を設定します。リモート制御 : 日本語入力 OK 日本語を含む コピペOK
    ファイル転送 : 日本語のファイル名・フォルダ名は文字化けする(残念) フォルダ単位のファイル転送不可
  2. Androidから接続
    プログラムを起動し CentOSのTeamViewerIDを入力し リモートコントロールボタンをクリック
    パスワードの入力が求められるので CentOS側のメインウィンドウに表示された ワンタイムパスワード または 「Personal Password」に入力した待ち受け用パスワードを入力します。
    パスワードを入力すると CentOSのデスクトップ画面が表示され制御可能になります。
    この状態でリモート制御・ファイル転送 が可能です。クライアントからの入力処理を可能にするにはWindows同様 サーバー(CentOS)の 「Computer & Contact」 ウィンドウで、入力可のクライアントを追加します。リモート制御・ファイル転送とはいえ・・・・・
    リモート制御 : 日本語入力 逐字入力のみ正常
    単語で入力すると 末尾の文字が全文字数分入る。
          コピペは実験していません。
    ファイル転送 : 日本語のファイル名・フォルダ名の文字化けはないが
    さすがに・・勇気がなく実行はしなかった。
感  想

リモートデスクトップ・VNCなどのツールとは違い Defaultでデスクトップ共有がはかられるなど リモートメンテ用というよりは、ユーザーサポート的意味合いを強く感じました。特にPersonal Passwordを設定しない場合には サーバー側端末に表示された ワンタイムパスワードをクライアント側に通知し その値を入力して入り込む方法は 無意識な間に外から操作される危険が無い点 客先に安心感を与えると思います。

Androidからの接続は、実際に何かを変えるのではなく あくまでもターゲットマシンの動作確認をするレベルかと思います。 

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