わけあって CentOS6.5(on Dell D630)にProxyソフトSquidをインストールしました。Squidは多くの機能がありますが なんせ自宅の実験用、アクセステストに必要な最低限の機能だけ設定することにしました。
Squidのインストール
- デスクトップのメニュー・システム > 管理 > ソフトウェアの追加/削除 とクリックし
『ソフトウェアの追加/削除』ダイアログ (Ubuntuだと『ソフトウェアセンタ』と呼ぶのですが、CentOSでどう呼ぶかは 知りません) を 開く - 検索欄に 「squid」 と入力し 「The Squid proxy caching server」を選択し 「適用」ボタンをクリック
- インストーラーの指示に従いインストール
Squidの設定
Squidの動作条件の設定は /etc/squid/squid.conf を書き換えることで行います。
- 端末から sudo gedit /etc/squid/squid.conf と入力し root権限で開きます。
なんせ vi の操作は苦手(苦笑)
- squid.conf 編集
次の2行を追加し保存します。acl Safe_ports port 777 # multiling http
acl CONNECT method CONNECT
acl lan src 192.168.11.105/255.255.255.0 ← 追加行1#
# INSERT YOUR OWN RULE(S) HERE TO ALLOW ACCESS FROM YOUR CLIENTS
#
http_access allow lan ← 追加行2追加行1:アクセスを許可するクライアントのIPアドレスおよびマスクを指定します。なお lanは任意のgroup名称
追加行2:ここにhttp_access を指定する クライアントgroupを指定します。もっともっと盛りだくさんのoption設定が可能ですが なんせAccess確認が今回の目的なので 他には何も指定しません。他のoptionについては先人のサイトを参照してください(爆)
Squidの起動・停止
- 起動・停止
起動 # /etc/rc.d/init.d/squid start
底止 # /etc/rc.d/init.d/squid stop - 自動起動設定・解除
自動起動設定 # chkconfig squid on
自動起動解除 # chkconfig squid off
Squidの動作確認
クライアント(Win7)からProxy経由でWebにアクセスして Squidの動作を確認します。
- Squidを停止しておきます。
- インターネットオプションのLAN設定
クライアント(Win7)の コントロールパネルからインターネットオプションのLANを設定します。
コントロールパネルからインターネットオプションを指定し、「インターネットのプロパティ」 ダイアログを開き、接続タブを選択します。
「LANの設定」ボタンをクリックし、「LANの設定」ダイアログを開きます。
LANにプロキシサーバーを使用するをチェック
アドレス欄 : プロキシサーバーのIPアドレス
ポート : 3128(Squidの規定値)とし OKボタンをクリック 全てのダイアログを順次閉じます。
- ブラウザを開きます。
プロキシサーバーに接続できない エラーになれば 2.のLAN設定が正しく機能していることがわかります。
注:ブラウザによっては、キャッシュされた初期ページが表示される場合があります。ページを移動して確認してください。
- Squidを起動します。
- ブラウザを開きます。
任意のWEBページが表示されれば Squidが正常に機能していることがわかります。