Webサーバーお引越し(セキュリティプログラムのインストール)

サーバーのセキュリティ対策は ファイアウォールを含むネットワーク構築作業でも十分に考慮する必要がありますが、自分自身を守るだけではなく 踏み台にされ他人に迷惑をかけないためにも セキュリティ対策ソフトはクライアントマシン以上に必要です。しかしサーバー用のセキュリティソフトはクライアント用に比べ非常に高額で手がでないものが多いように思います。
今回は現役当時から馴染んでいるMcAfee Security SaaS Solutions を使うことにしました。このソフトは安価で、ひとつの契約で契約台数の範囲内であれば、サーバー・クライアントいずれのOSでも使えます。
Security SaaS Solutionsのインストールは、McAfeeから届いたメールに記載してある「
お客様専用インストールURL」にアクセスすることにより自動的にインストールされるのですが、サーバーでブラウザを開いてインストールしようとしても 作業途中 例のクルクル回るアニメーションGIFが表示されっぱなしになりインストールできません。Internet Explorer セキュリティ強化の構成が有効になっているための現象です。セキュリティ強化の構成とはサーバーマシンでやたら方々のサイトにアクセスしてウィルスに感染したり怪しげなプログラムをインストールしないようにインターネットエクスプローラでアクセスできるサイトを制限する機能です。
目的のサイトを開くには、IEのツール > インターネットオプションのダイアログ > セキュリティタブ とたどり 
信頼済みのサイトを選択して サイトボタンをクリックして目的のサイトをサイト一覧に追加する必要があります。
しかし 今回はインストール途中、いろんなサイトにリダイレクトされ そのたびに ダンマリを決め込まれて困るので、一時的に セキュリティ強化の構成を無効にすることにしました。その手順は以下の通りです。

  1. サーバーマネージャー起動
    左側でローカルサーバーを選択 > IEセキュリティ強化の構成の「有効」をクリック
  2. IEセキュリティ強化の構成ダイアログで
    Administratorグループに対して IEセキュリティ強化の構成 を無効にします。
     

これで無事 Security SaaS Solutionsのインストール終了。同様の手順でセキュリティ強化の構成を有効に戻しました。インストール後、念のために信頼済みのサイトを見てみると https://virusscanasap.mcafeeasap.ne.jp が追加されていました。

使用OS:Windows Server 2012 R2

参考にさせていただいたサイト
TrippyBoyの愉快な日々
  [Windows Server 2012] Internet Explorer セキュリティ強化の構成を無効にするの巻

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