とあるお客様からWEBがらみの注文をうけ Webサーバーを立ち上げ運用してきました。もっとも法人格はとっくのあさってにたたんでいるので、ハードは懇意にしている会社のサーバー室に居候をさせてもらっていました。ところで このマシン WindowsServer2003R2、 XPが今年の4月Microsoftのサポートが終わったように来年の7月には同じ運命に・・
なんとかサービスを続けようと思っていたところ 居候先でマシン(WindowsServer2012R2)を手配して くれることに・・・(実は幸いなことに、運用中のサービスの元請は居候先の会社)今までは、部屋だけ借りていたのが家具付き・ベッド付きの居候に(爆)
ファイアウォールの設定およびOS・DNSの設定は居候先で行ってくれるので 自分がする作業は
- セキュリティプログラムのインストール
- SqlServerのインストール
- IISの設定
の3つ
実際の作業は全て自宅からのリモートで行うことになるのでまずはリモートツールの選択
- pcAnywhere
リモートツールの定番 pcAnywhereは、今のところ残念ながらWinServer2012には対応していない。乱暴覚悟のうえインストールしてみたが モッタリ感たっぷりで使いものにならない。 - リモートデスクトップ
Windowsの機能の一つ、リモート先のデスクトップそのものが表示され、しかもクリップボードが共有されるため、ファイルのコピーもローカルマシン同様、フォルダ単位のコピーもできる。
ただし リモート先のデスクトップそのものが表示されるだけに 画面解像度が1600*900の手元のマシンでは、画面を最大化しないと縦・横両方のスクロールが必要になる。 - KeBORD(ケボウリモートデスクトップ)
ケボウソフトウェア社のKeBORDは高速でかなり使いやすい。デスクトップ画面も手元のマシンにすっきりと収まる。
ただし、ドキュメントに乏しく 操作方法が少しわかりにくい。主な操作は、クライアントの場合タイトルバーを右クリック、ホストの場合右下の通知領域に表示されるアイコンを右クリックして表示されるコンテキストメニューで行う。
クリップボードは、ホスト・クライアント間で共通なのはリモートデスクトップとは違い、TEXTだけになっている。そのため ファイル転送は、リモートデスクトップのようにコピペではできない。送受信ともコンテキストメニューを使う 送り側はメニューのsendfile で送り 受け側はメニューのreceivedfileで拾う。最初 サーバー側の コンテキストメニュー表示方法に気付かずファイル転送はできないものと 誤解してしまった。
そのほかのツールもありそうだが、KeBORDを中心にバックアップとしてリモートデスクトップを使うことにした。
続きは次回以降に