再入院4. 腹ばい生活のすすめ

10/15(月)17(水)せっかく(??)退院が一週間お預けになったので、その間にもともとは退院後に外来で受診する予定にしていた整形外科の診察をうけることに。皮膚科の医師の立場としてはMRIで病巣が筋肉層以上深い場所まで及んでいるので ばい菌に汚染された箇所を手術によって除去すべきか否かの相談をしたかったようだ。

整形外科にいくと 患部付近をつまんでいるのか しばしなにかしら刺激 感覚の有無をチェック。その結果 『これは立派な褥瘡だよ』のひとこと、さらに『病巣は筋肉どころか 骨まで達しているが 幸い 骨・関節は侵されてはいない。いまの状態は私の出番じゃないね』と、
骨やさん整形の立場としては、骨に障害がでていない現状では、メスをいれる判断はしない。傷口を早急に回復することだけを目指すなら筋肉をよせたり皮膚をどこかからもってくるなり 形成外科的手法で対応したらどう?? とのアドバイス。また形成外科では交通事故などで脊髄損傷になったかたの相談に乗っているので良いアドバイスが受けられるはずだよ とのこと。 

ところで、ここで昇太の障害について触れておきます。一般的には脊髄損傷は、交通事故など後天的な要因で脊髄が損傷をうけ 運動能力・知覚能力が損なわれるのですが、自分の場合は先天的に同様な障害が起こっています。脊髄損傷はその損傷を受けた場所により、影響を受ける場所が変わってくるのですが 自分の場合は大腿部付近からその影響が起きています。
『感覚のにぶさから同じような姿勢をとり続け、お尻の血行を悪くし褥瘡をひきおこした。そこにばい菌君が住み着いた』

これが、今回入院に至った根本原因と言えそうです。表面的な症状から皮膚科を受診しましたが セカンドオピニオン的に立場を変えるとまた違う見方があることを 実感しました。

10/18(木)形成外科で傷口を皮膚の移植・筋肉をよせるなどして 早急に直してしまうことの是非について相談。形成外科でも 『患部が清潔に保たれている現状では、敢えてメスをとる状況ではない』との判断でした。
退院後も清潔を保つに
・お風呂は一番風呂に入ること
・当然沸かし返しの風呂はNG
・お風呂から上がる前に患部をシャワーで良く流すこと
と具体的な注意を受けました。 

患部を清潔に保ち 自然に肉の上がりを待つ これが当面の対策 半年オーダーの長帳場になりそうだ。

整形外科の医師のひとこと 『腹ばい生活をすれば すぐ直るよ』 要はお尻に負担をかけない生活を とのことだが これが 一番むずかしい 食後横になるとか 意識して姿勢を変える必要がありそうだ。 

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