WEBサイトから 機械的に財務が見え~るのデータを取り込むことのニーズが、どれ程のものかは全くわかないまま、ましてやタクソノミなどという言葉も全然聞いたこともない自分が、全くの個人的興味から 取り組んだ 「EDINET・TDnet to 財務が見え~る」。
なんとかかんとかまとまったような気が・・
財務3表図解分析法で取り上げられている企業のテスト結果を下表に示す。
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◎:標準パターン 〇:特殊パターン 不可*1:書籍は自動車業 不可*2:報告書のhtml 不可*3:非連結のデータ ◎*4:当期純利益の要素名 |
EDINETで標準パターンが適用できない企業の TDnetの情報をみると、開示情報の見出しに、IFRS基準または米国基準を採用している。
このことから、今回の実験で次のことが分かった。
- 日本基準の場合
なお金融業など特殊な業種のを除いた一般の業種の場合、EDINETで規定した勘定科目コード表を精査し、財務が見え~るの科目への対応付けを行えば、十分な精度で自動的に変換できる。
ただし、ユーザーが科目名を定義することも可能なことも考慮すれば、100%の自動化は困難。 - IFRS基準または米国基準の場合
採用している科目名 および htmlの編集方法が統一されておらず、現状では人的介入は避けられない。
いずれにしても 100%人的介入なしでの変換は不可能とは言え、 今回採用した 報告書のhtmlを表示しながら 財務が見え~るのデータ入力を可能にする方法は、入力作業の効率化に多いにつながると感じた。
近日 財務が見え~るに組み込み予定!!