VS2005からのお引越し (2)WiXとWIX Editを使ってインストーラを作る

前回 『VS2005からのお引越し』に書いたように、Win系はExpress2013 Web系はExpress2010に引っ越すことにしました。
幸いにも Web系のExpress2010には VS2005・2008同様 WEBサイトの発行・コピーが効き 大山昇太のプログラム部屋 など わずかではあるがWEBサイトの更新処理もできそう 一安心。
問題はWin系 インストーラ作成機能が無い!! もっともリタイアした今となっては自分で使ったプログラムを自分で利用するのが殆どで、インストーラが必要なのは Vectorに登録したプログラムの更新 と これから新しく公開したいプログラムが出て来たときぐらいかな?
あっ忘れてました 4年前依頼され市販しているプログラム。これはライセンス認証処理付き!!(もうこのプログラムのUpdateは無いかな?)

さすがにライセンス認証処理付きのインストーラ作成は 難しそう!! まずは単純なプロジェクトから・・・

発行機能
すこぶる簡単にインストーラができた。あれ、これは以前ClickOnceと称して、Web経由で配布した方法そのものでした。ただインストールフォルダの指定も全くできません。さすがに首をひねってしまい 却下

WiX
WiXはMicrosoftが作った無償で使えるツールで、Officeのインストーラ作成に採用されているなど、かなり高度な設定までできるらしい。(自分はその入り口で十分)
前回記述した以下のサイトをみながら挑戦開始!!

  1. Windows上でWiXおよびWIX Editを使ったインストーラ作成
    WIX Editの使い方入門 WIX Editの使い方はここしかみつからなかった。
  2. WiX チュートリアル (日本語訳)
    かなり詳しく書いてあるが しきいが高い感じ ちょっと読みにくい
  3. WiXではじめるWindows Installer作成入門
    コマンドプロンプトベースのHowToもの 自分的にはこの内容で十分・・でも情報が古く 今のバージョンで進めるとエラー連発

WiX v3.8をここからダウンロードし インストール。早速3.のcodezineの記事を参考に実験を始める と xmlを手打ちし コマンドプロンプトでコマンドを打ち込んでいく必要があることがわかりました。さすがに 簡単なインストーラを作るのに いちいちxmlを手打ちするのも辛い。
1.の記事をみると WixEditというツールがあってこれを使うとGUIでxmlが作れるとありました。sourceforgeから WixEditのインストーラをダウンロードしwixedit-0.7.5をインストール。このバージョンはwixv3.8にも対応していて 単純なインストーラは、1.の記事に従って進めると、容易にmsi形式のインストーラが作れました。
Wixの機能をFullに生かすにはxmlを手打ちする必要がありそうですが、前述したライセンス認証付きのプログラム以外とくに必要なくWIX Editで対応できそうです。

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