画像のコントラストを上げる

今回の『画像のコントラストを上げる』は OpenCv CookBookでは取り上げていないテーマです。
グレースケール画像のコントラストを上げるメソッドは equalizeHistです。

static voidequalizeHist(Mat src, Mat dst)
Mat src : 入力になる 8ビットシングルチャネル画像（グレースケール）
Mat dst : 出力画像。入力画像とサイズ・タイプが同じになります。

元画像をグレースケール化してequalizeHistでコントラストを上げました。
元画像

グレースケール化した画像

equalizeHistでコントラストを上げると

表の記事はハッキリ　さらに裏の記事までが！！！

このハイコントラスト化した画像を 以前円を検出した引数と同じ引数で円を検出してみると。

Imgproc.HoughCircles(gray, circles, Imgproc.CV_HOUGH_GRADIENT, 2, 10, 160, 50, 10, 20);


以前ハイコントラストしないで　検出した円 に比べると取りこぼしはないが、余分な円も・・
ここで閾値を６０にすると　漏れも無駄拾いもなくなった。

Imgproc.HoughCircles(gray, circles, Imgproc.CV_HOUGH_GRADIENT, 2, 10, 160, 60, 10, 20);